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ダビスタとクワガタの生産奮闘記


by dabikuwa
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待っていた用心棒三国志Ⅸ

待っていた用心棒三国志①
シナリオ2 曹操の挙兵と反董卓連合

待っていた用心棒三国志Ⅸが始まりますが、浪人たちはまた初顔合わせから始まります
島田順司が演じているのは捨て犬役でしたが、今回も田島次郎役となりますのでご了承ください

場所は江陵  
ここに1つの檄文が立っていた

田島次郎 「都で悪政を働く董卓を追討せよか。私の剣術を試す良い機会かもしれないな」
男 「もしご浪人様。この檄に賛同してくださるならあちらの旅籠でお待ちしています。 では後ほど」

旅籠に付くと1人の浪人が横になっていた
田島次郎 「私は田島次郎という者です。あなたも檄文の前であの男に会ったのですね。おお手前の生国姓名は?」
野良犬 「過去の事は忘れた。野良犬とでも呼んでもらおう。それから酒を頼んでおいてくれ」

品田万平 「酒を持ってきた。それから料理も作ってみた。ちょっと味見をしてくれ」
一同 「・・・・」
品田万平 「うまくねぇか。この店は材料がよくないからな。」
野良犬 「おぬしはこの旅籠の板前か?」
品田万平 「昨日から板前として働いている。勘定が払えなかったのでな。私は品田万平。天地正大流玄妙館で柔術の師範をしている」
田島次郎 「聞いたことありませんね」
品田万平 「知らなくて当然だ。流行ってないからな。」
野良犬 「変った奴だ。まぁ、おぬしも一緒に飲め。」
田島次郎 「また1人来ましたね。お手前もあの檄文の前で声をかけられたんですね」
狂犬 「あの男はここには来ない。役人に追われていた。 俺のことは狂犬とでも呼んでもらおう」

そこへ役人が御用改めにやってきた
青木与平ヱ 「江陵奉行所同心、青木与平ヱ。役儀によって改める!」
千造 「わしは目明かしの千造や」
十吉 「同じく十吉や。神妙にしやがれ」
青木与平ヱ 「ここに変な男が来なかったどすか?」
野良犬 「来ておらん。その男は何者だ?」
青木与平ヱ 「檄文を飛ばした曹操の手下のもんですわ」
品田万平 「役人の立場から見ると曹操は謀反人だな。 しかしおぬしの上司の董卓の評判は良くないぞ」
青木与平ヱ 「確かにその通りひどいもんどす」
千造 「青木の旦那、役人がお上の悪口いっちゃいけないがな」
品田万平 「あんた、役人にしては物分りがよさそうだな。みんなおぬしのような役人ならこんなご時勢にはならんだろうよ」
青木与平ヱ 「褒めても何もでましまへん。あの男もいないようだし、ほな失礼するわ」

狂犬 「俺は董卓の用心棒をやっていたが割りにあわんので辞めた」
田島次郎 「でしょうね。檄文に応えて袁紹、袁術、孫賢、劉備などかなりの勢力が集まっているようです」
品田万平 「噂では聞いていたが反董卓連合軍というやつだな。私たちも加わるかね?」
野良犬 「連合軍には加わらん。だが董卓は討つ!」
品田万平 「まぁ、どっちでもいいでしょう。」

こうして江陵の地に反董卓連合軍に加わらないものの、同じ志しを持つ野良犬軍が旗を揚げた
天使を擁し圧倒的な力を持つ董卓軍
それに対抗する反董卓連合軍
4人の浪人たちが董卓にどう対抗するのか、そして反董卓連合軍との関わりがどうなるのか誰も知らない
by dabikuwa | 2008-09-04 23:15